高槻 はりきいち鍼灸院

大阪 高槻市JR摂津富田駅から徒歩2分。アトピー、更年期障害、糖尿病の治療ははりきいち鍼灸院へ

<便秘について>
便秘とは、便が固くなり出ない、便を出すのに時間がかかる、
便意はあるのに便が出にくい、といった
排便に困難をきたした状態の事を言います。

東洋医学では、便秘は「便結(便を出す力がない状態)」と
秘結(便が硬くて出ない状態)」を総称して「便秘」といいます。
腸の機能が弱っている高齢者は、3日くらい出ない便秘が普通であることが多く、
日常的に溜まってから出るようになります。
また、トイレで便座に座ったときに、すぐに便が出なければ
便秘であるといわれています。

甲田光雄先生や新谷弘実先生が言われているように、
腸は便を長い期間溜めると憩室(腸が膨らんでできるポケットのようなもの)ができ、
憩室に宿便が溜まっていくと、便秘が体質化してしまいます
  • <東洋医学でみる便秘の分類>

    体質的にみると、便秘には(陽性過多の)弛緩性の便秘と
    (陰性過多の)収縮性の便秘があります。
    若い女性に多いのは、市販の陰性の便秘薬を飲んだり、
    陰性のヨーグルトや乳酸菌飲料、生野菜の摂り過ぎによって、
    腸内の温度が冷える弛緩性の便秘です。

    陰性食品や市販の陰性の便秘薬には、腸の機能を麻痺させたり、
    弱めたりする働きがあり、
    「それを飲む(食べると)と一時的には便通があるけれど、
    またすぐに便秘になる」というのは、
    腸の機能が低下している状態に対して
    さらによくない刺激を与えることによって
    便を出しているに過ぎないからです。

    そういう方は、腸の働きが回復するような食生活や
    環境に改善していき、自然治癒力で腸が蠕動運動や排泄機能を
    高めていく必要があります。

便秘は腸だけの問題ではない!?
交感神経優位では胃がはたらき、
副交感神経優位のときには腸が活発に働きます。
つまり、活動的でない副交感神経優位の状態では、
胃の中に食べ物を詰め込むと、
腸の蠕動運動が働かなくなってしまい、便秘がちになっていきます。
また、交感神経優位の興奮状態が長くつづくことも、腸にとってはよくありません。

精神的な緊張から、便秘にも下痢にもなることがあります。
精神的な原因から腸がストレスを感じて下痢をすると、
腸の中の常在菌(善玉菌)が保持できなくなって、
排出されてしまい、腸内環境が悪化してしまいます。

はりきいち鍼灸院でできること

  • <便秘に対しての鍼灸治療>
    便秘は、まず腸内環境を整えることが重要ですので、
    胃の気・大腸の気を強くする治療をおこないます。

    お腹に対しては、お腹を触ると、腸に溜まっている
    便の塊が触れることが多くみられます。
    これに対して、腸の蠕動運動を促したり、
    腸内の水分代謝や水分保持の力などの機能を
    鍼灸治療で高めていきます。

    また、胃腸のストレスや、粘膜の荒れ・炎症など
    弱っている部分を修復するために、反応のあるツボに対して
    鍼やお灸、ビワ灸などで効能を高める治療をしていきます。
    特に、宿便のある患者さんは、刺さないハリからの
    気の調整によって、治療中からすぐ、「お腹が動く」、つまり胃腸が働いて
    モコモコと宿便が動いたり、グーっとお腹が鳴りだしたり
    することも、よくあります。

    胃腸の下垂を治療する
    さらに、慢性的な胃腸の弱りから、
    胃腸の下垂(胃下垂・腸下垂)がおこって左のお尻の辺りに 便が溜まっている人もいます。
    中には、それが原因で腰痛をおこしたり、
    子宮が傾いて生理異常をおこす場合もあります。

    そうした場合の治療では、内臓下垂を調整する鍼や、
    骨盤調整がたいへん効果的です。

    ただし、胃腸の病気の場合は、体調が良くなると、
    患者さんがしんどかったことを忘れて、
    懲りずにまた不摂生をしてしまう場合があるので、
    治療後は、食事が乱れないように指導するようにしています。

<便秘改善の養生法>
現代人は、低体温や冷え性がとても多く、
その原因が、腸の温度が低い「陰性体質」であることは
現代医学の分野でも頻繁に言われるようになりました。
体温(身体の熱エネルギー)を作るのも、
血液を作るのも、腸の重要な役割なのです。
(詳しくは→冷え症のページを参照
さらに、腸は免疫をつかさどる「第2の脳」とも
いわれ、人体で最も重要な器官のひとつなのです。
(※→腸は「第2の脳」であるというお話はこちらを参照

・玄米やリンゴ、蓮根、ゴボウなど繊維質をとる(※→おすすめはこちらを参照
・朝体温くらいの水を飲む
・腹式呼吸や丹田呼吸法などで、腹筋と内臓を支える筋肉を鍛える
・身体を左右にねじる気功法「スワイショウ」も効果があります。
・少食や断食療法で宿便をとる

・胃の機能が弱ると便の水分保持ができなくなり、
大腸に宿便が溜まってしまいますので、胃に負担のかからない食事を心がけましょう。

控えたほうがよい食事の例
陰性・陽性共通のもの
・化学調味料や添加物、保存料・着色料、有害な農薬などを多く含むもの
・味付けの濃い加工食品
・パンや粉ものは、腸粘膜に付着して溜まりやすいといわれています。
・砂糖や糖分、油っこいもの
・乳製品、牛乳など
・消化の悪いものはよく噛んで食べましょう

陰性体質・冷え性の方のNG食
・乳製品や果物、砂糖など糖分の多いもの
・生野菜や野菜ジュース
・酢やコショウ、唐辛子、にんにくなど刺激の強い香辛料
(ニンニクは極度の陰性食品です)
・冷たい飲み物、食べ物
・生姜は火で炙ったものを少量程度なら良いですが、
本来は陰性食品ですので、生姜紅茶などを常食すると、
余計に腸が冷えるので注意してください。
・その他、生魚、サラダ油、ドレッシング、豆腐、納豆、豆乳、
ヨーグルト、乳酸菌飲料、ビフィズス菌飲料なども
身体を冷やすので、過食は禁物です。
陽性体質の方のNG食
・肉類・油の加工食品
※肉類は陽性度が強いので、薬味を少量付け合わせて食べることで、
ある程度は陰陽バランスがとれます。
・陽性過多の人は、陰陽バランスが傾いた偏食が多いので、
極陰・極陽の食品は避け、玄米や根菜類など穀物中心の食事を心がけましょう。
・陰性の食品である豆乳、ヨーグルト、納豆、乳酸菌飲料などは、
大腸が熱をもっている便秘には有効ですが、
摂り過ぎると陰性体質の便秘になるので注意してください。

呼吸法
毎日の鍛練方法として、腹筋を強くする腹式呼吸を
10回繰り返すのが効果的です。
腹式呼吸の簡単なやり方
・口から6秒吐いて肛門を締め、

・鼻から2秒吸って肛門を緩める

これを10回繰り返す


市販の便秘薬は、よく考えて選びましょう。
→詳しくはこちらを参照

~自然治癒力を高める鍼灸治療~

〒569-0814大阪府高槻市富田町 1-11-12
休診日:日曜・祝日
※学会研修・往診などの理由により平日でも お休みさせていただく場合があります。

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