高槻 はりきいち鍼灸院

大阪 高槻市JR摂津富田駅から徒歩2分。アトピー、更年期障害、糖尿病の治療ははりきいち鍼灸院へ

<肩こりについて>

  • 「肩こり」という呼び方は日本独特のもので、
    諸外国では「肩」の症状としてではなく、
    首や背中の疾患として示している事が多いようです。

    長時間同じ姿勢をとる人は単なる肩こりだけではなく、
    めまい、立ちくらみ、肩関節の動作制限、精神症状など、
    頸肩腕症候群や四十肩、五十肩による症状が 出ている場合もあるので、注意が必要です。

<東洋医学でみる肩こりの原因>
肩こりは、根本的に原因を追求することが必要です。
東洋医学的にみると、外的要因(陽病性)のものは、
運動のしすぎ、暴飲暴食、目の使い過ぎ、 夜更かしなど、生活の乱れによるものなど、急性のもので、
慢性的要因(陰病性)のものは、
長い間の飲食労倦、 内因による心因性の胃腸障害、更年期障害、血行不良、 姿勢異常などからくる慢性的なものです。

<五臓六腑と肩こり>

肝臓からくる肩こり
・動かすと痛みが出る
・筋の緊張、硬結でスジばっている

心臓からくる肩こり
・左の肩上部から肩甲骨内縁がこる
・慢性的な脱力感やだるさや動悸を感じる
・心臓や循環器系を起因とするもの

脾 (消化器系)からくる肩こり
・肩上部全体がこる
・肩全体が重だるい
・食べ過ぎによる胃のつっぱりなど、消化器系の変調からくるもので、
胃部に食滞、溜飲などがみられ、ひどくなると吐き気や 食欲不振なども訴える
※甘いものや冷たいものなど、
陰性の食品を摂りすぎた時などは、より左の肩がこり、
陽性の動物性の食べ物を摂りすぎた時は、 より右の肩が凝ったりします。
・肩部を動かした時に頸部が引っ張られる

肺臓(呼吸器系)からくる肩こり
肩背部はこの肺臓が支配しています。
気の変動とするものが主になります。
・皮膚表面にツヤや弾力がなく、全体的に強く張ったとうな肩こり
・こり感を訴えるわりにはっきりとしたポイントは捉えにくい
・呼吸が浅いなどの呼吸器系の変調がみられる
※精神的要因も関係し、特に左の肩上部を中心に こる傾向があります。

腎臓からくる肩こり
・後頸部から肩背部にかけてのこり
・同じ姿勢だと辛くなる
・冷えのぼせ、足腰の冷えからの肩こり
・後頸部の頭重感や頭がぼうっとするなどの症状を 伴う

はりきいち鍼灸院の肩こり治療

  • <鍼灸で肩こりを治療する>

    肩背部は多気少血(気の働きが旺盛で血液量は少ない、という意味)で、
    気の巡りのよい部であるとともに気の障害を生じやすい部でもあります。

    古来より「肩背鍼刺すべからず」と言われているように、
    肩こりに対してマッサージなど強い刺激を加えると、
    一時的には楽になるけれども、
    逆に悪化してしまうので気をつけなくてはいけません。


    皮膚の状態をしっかりと触診したうえで気の巡りをよくしていきます。

肩こりの治療ポイント
鎖骨下や前胸部にかけてのリンパのある所や
首の付け根あたりが治療のポイントになります。

また、肩こりの人は顎の関節が歪んでいることが多いので、
このバランスを鍼灸で調整していきます。

肩こりのツボ
眼精疲労、目の充血、顔の病、脳の疾患が原因で
肩こりがある場合には、大腸経の「三間穴」 というツボが効果的です。

頚椎のくるいを治療する
肩こりで症状が出ている人は、頸椎にくるいが生じています。
鍼灸治療ではこの頚椎を調整していきます。

骨盤のゆがみを調整する
骨盤の歪みや足関節や腰などの 姿勢異常を調整することは、 肩こりの根本治療としては大変効果的です。

経絡治療としては、症状や体質から、陰陽と五臓六腑のバランスを 整えることから始めます。
弱った気を補ったり、滞った気を流したりして、内臓を中心とした
根本的な全身の気を整えます。

~骨格的・体質的な肩こりの分類・診断と対処法~

  • 肩こりは「なで肩」「いかり肩」のいずれかによって対処法が異なります。


    「いかり肩」か「なで肩」かは鎖骨のラインでチェックします。 
      前から見て、鎖骨が外側に向けて上がっていたら「いかり肩」、
    下がっていたら「なで肩」です。
     いかり肩かなで肩かは、生まれつきの骨格や 筋肉のつき方も関係しています。

    肩こりに直接関係している筋肉は主に3つあります。
    僧帽筋上部線維いかり肩でこる筋肉)
    …背中から肩、首をカバーし、肩関節を上に持ち上げる筋肉
    僧帽筋下部線維なで肩でこる筋肉)
    …肩関節が上がりすぎないよう下に引っ張る筋肉
    肩甲挙筋
    …頸椎から肩甲骨を結び、肩甲骨を持ち上げる筋肉
    (いかり肩の人、なで肩の人のどちらも肩甲挙筋は
    凝った状態になっています)
    ※片側だけがいかり肩になっている場合もあります。

    いかり肩の人の肩こり
    肩を引き上げる僧帽筋上部線維の硬縮と、僧帽筋下部線維の筋力が弱っている状態です。
    重い荷物を片方の肩にかけたり、背中を丸めた猫背の姿勢がクセになっていたりすると、
    肩に負担がかかり、僧帽筋上部線維筋肉が硬縮し、
    反対の僧帽筋下部線維は筋力が弱っている状態になります。

    日本人の女性は、いかり肩が多いともいわれています。
    いかり肩は肩に負担が常にかかっている姿勢なので、
    慢性的な肩こりに悩まされるケースが多いと言えます。

    いかり肩の肩こりへの鍼灸治療
    前胸部や鎖骨の詰まりをとり、リンパの流れを良くします。
    また、肩甲骨の内側や外側の動きの硬さをとったり、
    「目の奥が重い」時によくみられる後頸部の深い部分のこりをとっていきます。
    また、お腹の血流や肝臓の裏側の詰まりをとることで、
    肩こりが解消される場合もあります。

    なで肩の人の肩こり
    なで肩はいかり肩とは逆で、肩を引っ張る僧帽筋上部線維が
    筋力低下を起こし、肩甲骨を引き上げる肩甲骨筋が硬縮していいます。

    なで肩の場合は、いかり肩と違って肩の筋肉の負担が少ないため、
    肩こりは感じにくいことが多いです。
    ただし、首が不安定になり、首の付け根にこりを感じやすくなります。


    なで肩の肩こりへの鍼灸治療
    なで肩の人には、肩の気の巡りを良くするとともに、 頚椎のバランスを整えていきます。
    また、下がりすぎている肩甲骨や、胸椎の歪みも整えます。
    骨盤調整も、かなりの効果を発揮します。

<体質別・肩こりの解消法>

  • <いかり肩の人の肩こり解消法>

     いかり肩の人の肩こりは、僧帽筋上部線維と肩甲挙筋の
    両方の筋肉を緩め、僧帽筋下部線維を鍛える
    必要があります。
    肩が下がることで、僧帽筋上部線維や肩甲挙筋が
    伸ばされて、凝りが解消されていきます。

    いかり肩の人の肩こり解消法
    具体的なストレッチとしては、
    肩を下げる筋肉の筋力低下も原因の一つですので、
    手を背中側で軽く組み

    息を吐きながら
    下の方にゆっくりと引き下げる
    というトレーニングを行うと、肩こりが解消します。
    お腹をへこませ、下に腕が伸びるイメージで行うと、
    僧帽筋下部線維を鍛えることにもなります。

    なで肩の人の肩こり解消法
    なで肩の人は、肩の位置が下がっているので、
    肩甲骨を上に引き上げると楽になります。
    僧帽筋上部線維は伸びて緩んでしまっているので、
    ストレッチではなく肩甲挙筋を鍛えるエクササイズが必要です。

     ~なで肩の肩こりに効く「僧帽筋上部線維を鍛えるトレーニング」
    肘を肩の高さに持っていき、

    息を吸いながら肩甲骨をいっぱいまで上に引き上げ、

    息を吐きながら肩甲骨を元の位置に下ろします。

    これを数回繰り返します。

  • <肩こり解消のための運動法>

    肩こりを改善するには、肩甲骨の動きを よくしていくことが重要です。

    肩のこりに有効な運動を紹介しておきます。
    (いかり肩・なで肩にも共通する運動法です)

    肩甲骨の体操
    立ったままでも椅子に座ってもOKです。
    肘をまっすぐにしたまま両手を後ろで組み、

    息を吐きながら肩甲骨を中央に寄せ、

    その状態で息を吸いながら肩を耳の高さくらいまで持ち上げたまま 息を一呼吸分留めた後、

    一気に息を吐き出し、それと同時に手をほどき、 肩腕の力を脱力させる。

    これを数回繰り返します。


    肩こり解消の呼吸法
    肩は、呼吸と密接な関係があります。
    呼吸が浅いと、肩がこりやすくなります。

    毎日の鍛練方法として、腹筋を強くする腹式呼吸
    10回繰り返すのが効果的です。


    腹式呼吸の簡単なやり方
    口から6秒吐いて肛門を締め、

    鼻から2秒吸って肛門を緩める

    これを10回繰り返すと 自律神経も整って、肩こりが楽になります。

    あいうべ体操
    みらいクリニック 院長の今井一彰先生という方が推奨している 今話題の健康法です。
    アゴの筋肉や舌の動き、表情筋や首の緊張を緩め、 首や肩の気の巡りがよくなります。
    説明は、紹介している先生のサイトをご覧ください。
    →こちら
    腕振り体操
    どんなタイプの肩こりでも解消できます。
    詳しい説明は→こちら

    マエケン体操
    広島カープの前田健太投手が試合の前にやっている体操です。
    左右の肘が先に出るように、交互に回転させています。
    肩こり解消の健康法として話題になっています。
    肩甲骨の動きが柔らかくして、背中や肩の筋肉をほぐすのに 効果的で、おすすめです。
    詳しい説明は→こちら

  • <猫背からくる肩こり>

    パソコンを使う姿勢やデスクワークが、
    肩こりをますます悪化させる原因となっています。
     パソコン作業やデスクワークで前屈みになって
    指先でキーボードを打っている時には、
    同時に肩にも力が入っています。

    猫背とは
    頭が前に出て、その重みで前かがみになり、猫背になる
    腹筋が弱くなり、背中が丸くなって猫背になる
    子宮が後ろに倒れて、仙骨が歪み、おしりの筋肉が弱って
    正しい姿勢を維持できない

    猫背解消法
    「胸を張る姿勢を意識する」と良いのですが、
    作業中にはそんな意識を維持することは難しいと思います。
    もっと重要なことは、 「おへその位置を前に突き出すこと」です。
    おへその位置を意識すると、
    ・前に出た頭の位置が後ろに引くことができ、
    ・自然に胸を張った姿勢になり、
    ・倒れていた仙骨が立った状態にできます。

    あとは、横座りや足を組むなど、姿勢が崩れないように、
    普段から気を付ける必要があります。

    イスに座るときに、楽に正しい姿勢を維持する方法は
    腰痛のページに説明があります
    →こちら

    正座が苦痛でない方は、2点正座ができるように しておくと、骨盤が整っていきます。

~自然治癒力を高める鍼灸治療~

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