塩と健康
人の体になくてはならないのが「塩」。
塩には大きく分けて
天然海塩、岩塩、再生塩と3種類あります。
このうち、日本人の体に最もよいとされているのは天然海塩です。
人間の体にとって必要な「ミネラル」と呼ばれる
微量の元素が含まれているからです。
塩の成分は多くの塩化ナトリウムと微量のミネラル
(マグネシウム、カルシウム、カリウムなど)からできていますが、
そのバランスにより血液の健康への影響が違ってきます。
微量なミネラルの割合が多いほど、
塩はよい血液をつくり細胞を活性化します。
次に岩塩との比較ですが、雨水が山から海に流れていくことで、
陸上にあるミネラルも海に注がれます。
したがって岩塩よりも海水塩のほうが
ミネラルの含まれる割合や種類が豊富です。
日本は海に囲まれた島国なので、
昔から天然海塩から栄養を補給してきました。
そのため海水塩のほうが日本人の体には馴染みやすいのです。
これらと違って、塩化ナトリウム100%の工業製品用に作られる塩を
再生塩(イオン塩)といいます。
戦後の塩は専売制となり、日本タバコ産業が
管理・運営することとなりました。
そのため、伝統的な塩田方式の塩作りは途絶え、
日本の高度経済成長を支える海外向けの工業製品に適した、
ミネラルの含まれない再生塩が大量に作られるようになったのです。
このミネラルバランスの悪い再生塩は体内に蓄積しやすく、
動脈硬化や高血圧症の原因になるのです。
最近よく言われている「塩分の摂り過ぎは体によくない」
「減塩志向」というのは、この死んだ塩である再生塩のことを
言っているのです。
日本人の食事には塩は本来欠かせないもので、
味噌汁・梅干し・漬け物などの保存食の材料として
重宝されてきました。
人間の体内は約65%が水で、その体液は0.9%の生理食塩水から
できています。したがって、体内の塩分量は多すぎてもいけませんが、
少なすぎてもよくありません。塩加減の調節が必要となるのです。
健康な一般成人が1日に必要な塩分量は約10gといわれています。
10gまでは、積極的に摂るようにしましょう。
体によい天然海塩を摂ることで、病気の原因となりやすい
再生塩を体外へ排出することができます。
体内の塩がミネラルを含んだ良いものに入れ替わると
血液が健康になり、ミネラルの不足でおこるいわゆる
現代病といわれる病気(アトピー、アレルギー、花粉症、高血圧、
動脈硬化、便秘、高血糖、ガン)を防ぐことができると言われています。
http://www.aguni-salt.com/
参考文献「いのちは海から
粟国塩の実証例」より、
→このページのトップへ戻る
→目次のページへ